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教育研修制度Training

教育研修部の成り立ち

当法人は、2004年に初台リハビリテーション病院に教育研修部を立ち上げ独立した部署として教育研修システムの構築を担ってきました。当初は、看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・ソーシャルワーカーの各部門長5名で構成されていました。2008年に、船橋市立リハビリテーション病院の開設に伴い増員し、ケアワーカーや医師の増員、更には在宅拠点の代表者も加わり、20数名で構成されるようになりました。2016年度には、本部に教育研修局を設置し、総勢30名の運営体制となりました。

教育研修の目的は、チームアプローチを支え、専門性の向上を図り質の高いリハケアサービス提供することです。主な役割としては、法人として求められる人材育成ですが、具体的には法人研修全般(OJTやOff-JT)の企画運営、部門研修、人事業務、対外的な仕事になります。

教育研修の必要性

当法人は、2002年に初台リハビリテーション病院を創設して以来徐々に拠点を増やし、現在5拠点で回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、生活期リハビリテーションや在宅診療・訪問看護を運営しています。規模の拡大に合わせて毎年100名以上の新入職員を採用し、職員数は開設当初の160名から約1200名に増加しました。結果として、リハ経験3年未満のスタッフは全体の約40%を占めるようになってきています。若いスタッフが学んできた知識に加え、実践の中で共通の理念に基づいた知識・技能・態度を身につけていくためには、卒後教育の充実が極めて重要であると考え、これまで教育研修体制の整備に法人の総力を挙げて取り組んできました。

教育研修の方向性

2018年度の教育研修のスローガンを「自ら学び動くスタッフを育成する」としており、3か年計画でスローガンを実現できる戦略を練っています。特に専門職評価の見直しに力を注ぎ、2019年度より新バージョンでの活用を予定しています。教育研修で得た知識と技術が実務に役立てられ、自らのPDCAをまわすことがスタッフの育成に繋がると考えています。従来から使用している人事考課と併せて、スタッフ自身が成長を実感できる指標(ものさし)として活用できることを期待しています。

教育研修内容

OJT(現場教育)を病棟や部署を管轄するチームマネジャーが中心になり、専門分野のOJTはチーフが担っています。Off-JT(現場外教育)を各部門チーフが管理運営しています。輝生会の教育の要は、下図のOJT(現場教育)です。それを補完するためにOff-JT(現場外教育)を行っています。OJTは、輝生会の理念と倫理に即した現場での教育を実践しており、具体的には態度、知識、技術に分かれます。Off-JTは、大きく5つに分かれ、在宅研修・共通研修・部門研修・各種研修・全体研修から構成されており、経験年数ごとに底辺から新採用者(1年次)研修、2年次研修、3年次と上層へステップアップしていく構成になっています。

各種研修の説明

共通研修

全職種が同一テーマで受講する集合研修です。チームアプローチを育むと同時に専門性を振り返る機会としています。

部門研修

部門主催の研修です。各々の部門で3年目までの目標を設定し、知識と技術を高め、質の向上と専門性を追及できるシステムを構築しています。

在宅研修

生活期の配属スタッフを対象とし、外来・通所・訪問での在宅サービスの実践力を高める研修やケーススタディー等、2年間(訪問看護は1年間)で経験を積みます。

各種研修

院内勉強会・部門別・外部講師を招聘しての勉強会など自己研鑽の機会を通年で企画・開催しています。

全体研修(必須研修含む)

接遇や倫理などの質向上と推進、ルール面で全体周知する医療安全や褥瘡対策・感染対策などについては、全スタッフを対象に同テーマで複数回開催しています。

輝生会研究発表会

専門職に欠かせない研究実践を法人全体で発表し合う場を設け、全スタッフが年1回参加できるよう、6回開催しています。

屋根瓦方式教育

屋根瓦方式教育とは、教育担当者が大勢のスタッフ教育を担当するのではなく、教えられた先輩が次に教える側に回って後輩を指導し、それを順繰りして学んだことや技能を伝えていく教育システムです。北米式の医師の教育方法として発展し、他人に教える事は自分が学ぶ事につながるため単なる受身的学習より学習意欲や理解が深まる等の利点があると言われています。当院では、チーフ・チームマネジャー→サブマネジャー→シニアスタッフ(4年目以上)→ジュニアスタッフ(2~3年目)→新入職員、という流れで教育研修された内容を引き継ぎ、より一層の教育研修の充実を図っています。

最後に

年間約150回に及ぶ院内研修や勉強会をはじめとした全ての教育プログラムの企画運営を教育研修部中心に行っています。当法人内の教育研修部はベテラン専門職で構成され、担当患者を持たずに若いスタッフの教育に専念しています。